爽やかでかっこいいだとかいって女子から人気の体育教師がやたらとこいつにかまってた。
ペアストレッチであぶれたこいつ後ろから覆いかぶさって、ふとももに触って肉厚な胸で華奢な背中を押す。
ほんとは交代するところを体育教師は二周こいつの身体を伸ばしてやってた。
むかつく。
「イッテェ!」
ストレッチの相手である連れが痛みに声を上げる。
「やばい!股裂ける!!」
あいつはおれのモノなのに。
その後の授業中もずっとむしゃくしゃが止まらない。
残り20分、自由選択の授業になったところでツレをトイレだとか適当にかわして使われてない体育倉庫の近くの木陰で休むにこいつをその中に連れ込んだ。
思い知らせてやる。
お前がだれのものなのか。
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「う、うそだろ……?授業中だぞ!?」
「ウッセー黙れ暴れんな」
いつもよりも抵抗が激しいのがさらに腹の虫の居所を悪くさせる。
黴臭いマットの上に引き倒して馬乗りになる。
女みたいに、いや下手をしたら女よりも華奢なこいつはこうなればもう勝ち目はない。
体操服の下と下着ををひん剥く。
「こんなとこ誰にも見られたくねぇよな?」
あの教師にも。
自分の思考にもむかついてさらに凶悪な気持ちになる。
「尻」
「……」
不服と顔に書いてあるような表情だった。
渋々と言った様子で向けられたケツを力一杯張り倒した。
「いっ……!?」
「もっと協力してくれねぇと授業終わるまでに終わらないぜ?」
バチン、バチンという乾いた音が薄暗い体育倉庫に響く。
「痛い、やめて……!協力、するから……!」
そう言って縛られた手で尻たぶを広げてアナルを自分から見せた。
「すぐ入れれるようにするから……」
男にしては細くて長めの髪が顔に落ちて、その表情は見えない。
やつは自分の口元に指を持っていき、唾液で持って尻穴をほぐしはじめた。
従順になったその姿は俺の股間を刺激した。
「ん、ん……」
「は、自分で触って喘いでんのかよ」
これまでにもう幾度となく繰り返した行為のおかげでふっくらと色づいた尻孔はすぐにひくつき始める。
赤くなった目の前の尻に手を這わしながら、自然と自分のモノに手が伸びていた。
「もういいだろ、」
「あ、まだ、まっ……あぁ!」
まだきつく拒否反応を示すそこを強引に破り開こうとするが、まだ乾いたそこは受け入れられない。
「……っち、キツすぎ」
「だから待ってって……え!?」
こいつのちんたらした動きじゃ挿れる前に授業が終わる。
口に溜めた唾液を尻にまぶして指を入れた。
「ん、んぅ、ぁ……」
すぐに目一杯奥まで指を入れてかき回す。
「あ、……あ、あぁ」
右手で張り手で赤くなった尻、左手をゆるく立ち上がった桃色のペニスに持って行く。
「ん、んぁ、あぁ」
快感にアナルがひくついて、緩む。
再度自分のペニスをあてがい、一気に挿入した。
「……っは、……あっ」
「……キッツ……」
背をのけぞらせ、口をハクハクとさせた様子が挿入の衝撃を物語っている。
「あっ、まっ、……」
腰を振りはじめたら、こちらを振り返り涙の滲んだ目をこちらに向けてきた。
背中に悪寒に似た快感が走る。
「ああぁ、あっ!ンァ!ああ!あっ!あぁ!」
欲望のままに腰を振りたくる。
自分の律動と合わせて黒髪が乱れ、その隙間から薄暗い体育倉庫の小窓から差し込む光に彩られた潤む瞳が向けられる。
こいつのこんな姿は自分しか知らないのだと思うと、どうしようもなく征服欲が満たされた。
びりびりと痺れるみたいな快感が身体の中心を抜ける。限界が近かった。
「……っく、」
「ああぁあ!!」
ドクッドクッときつくうねるアナルの中でペニスが脈打つ。
ズルッといろんな液体で濡れたモノを引き抜き、体を離すと、俺を支えにしていたのかパタリと埃っぽいマットにぐったりと倒れ込んだ。
「はぁ、はぁ……」
涙に濡れた虚な目がこちらを見遣る。
遠くでチャイムが鳴る音が聞こえた。
一度で終わりにするつもりだったのに、気づけば硬度を取り戻したモノを倒れ込んだヤツの尻にあてがっていた。
結局次の授業には間に合わなかった。
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