勉強合宿で同室の同級生ーー御堂に襲われたところを先生に救い出されるが、その先生にも犯されすっかり先生の大人チンコとテクニックの虜になった優等生の谷町。
その後、先生には数度相手をしてもらうのだが……
あの勉強合宿依頼、身体が疼いて仕方がない。
これまで淡白だったのが嘘のように毎日オナニーにふけってしまっている。
だけど欲望がおさまらない。前をいじるだけでは物足りなくない。
あの時先生がしてくれたみたいに、奥の奥まで刺激が欲しくなってしまうのだ。
だけど先生はなかなか相手をしてくれない。
先生がしてくれたらそ少しは解消されて数日はスッキリと過ごせるのに……。
でもその効力なんて一瞬で、すぐにまた欲しくなってしまう。
でも先生は僕が会いたい時には会ってくれない。
僕が欲しいものを欲しい時に与えてくれる人間が必要だ。
そして幸いなことに、僕には心当たりがあった。
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「来てくれてありがとう」
見慣れた教室が夕陽に照らされている。
同学年のくせに僕よりもかなり背の高い少年は気まずそうな顔をして立っていた。
「い、いや、その……俺に拒否権はないっていうか……その……」
「ああ、あの時のことなら気にしてないから大丈夫」
「え、あ、そっか……」
少年ーー御堂は普段はクラス内でも中心的な立ち位置にいて、堂々と振る舞っているくせに、なぜか僕の前では吃りがちになる。
「今日はちょっとお願いがあって」
口角を上げる事を意識しながら距離を詰める。
一歩近寄っただけで見上げる角度が高くなり、自然と上目遣いになる。
御堂の鼻孔が広がり、顔が赤くなる。
情けない顔だなあ。
関心を持って、精神的に一歩引いてみるだけで、こんなに物事が見えてくるなんて。
ーー御堂は僕をこんなに意識している。
勉強しかしてこず、他人に興味も持たなかった今までの僕なら気づかなかったんだろうな。
「僕とセックスしてほしいんだ」
「…………ごめん最近耳悪くて、」
「僕と、セックス、して」
「え……あ……は……?」
スマホだって熱くなりすぎると動作が遅くなる。
御堂の脳もオーバーヒートしてるんだろう。
僕を見てるはずなのに黒目が泳ぎ回って、顔なんてゆでだこみたいだった。
「御堂が良かったら、僕の家誰もいないからついて来て」
そう言いたいことは言って、後は御堂しだい。
僕にできることはもう終わったから、スクールバッグを持って教室を出た。
廊下を進み下駄箱で靴を履き替える。
校門まできたところで軽く振り返ったけど、御堂の姿はなかった。
予想が外れたかなと思って、一つ息を吐いて踵を返し歩き始めた。
「谷町!」
肩に衝撃を感じて振り返ると、息を切らした御堂がいた。
「はあ、は……お前ん家、ついてっていい?」
御堂は膝に手を当てて息を整えている。どれだけ必死で走ってきたんだ。
僕は肉ディルドが手に入ったことに自然と笑みが溢れた。
「もちろん」
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「谷町の部屋、片付いてて綺麗だな……」
「そう?参考書以外のものがあんまりないしね、それじゃあ僕シャワー浴びてくるからちょっと待ってて」
「お、おう……」
谷町がシャワーを浴びてくると言っただけでなんでこんなに恥ずかしくなるんだ。この時間にシャワーを浴びるのが匂いを気にしてとかかな……なんて、このあと起こる事を想像してしまう。
ソワソワするのを抑えるために、谷町が用意してくれた飲み物に口をつける。
「……そういやカバンに汗拭きシートあったな」
それに口臭も気になる。いや、キスするって限ったわけでもないけど、顔が近づいた時に臭いって思われたら嫌だし。
急いでガムを噛みながら汗拭きシートで気になる部分を拭く。
シートを一枚使い終わって、ガムを吐き出したところで谷町が階段を上がってくる音が聞こえて慌てて姿勢を正す。
ドアが開いた。
「あれ、くつろいでくれててよかったのに」
「え、な、っちょ……!」
谷町は全裸だった。
正確にはバスタオルは羽織ってたけど、あの日は暗くて見えな買ったところまで全部丸見えだった。
「あ、勃ってる」
気づけば谷町は目の前に立っていた。
「や、これはその、」
「はは、そんな焦らなくても良いのに」
しゃがんだ谷町の股間に目がいってしまう。
プルプルしてて同じものがついてるはずなのに可愛い……。
「これ、舐めて良い?」
言われると同時に制服を押し上げる勃ち上がったモノに触れられる。
後ろに手をついたまま何も言わない俺をチラリと見上げて谷町は俺のベルトを外してパンツを下げた。
「……っ!」
「練習しときたかったんだよね……」
谷町が何か呟いてパンツから勢いよく飛び出たチンコに口をつける。
前はあんなに嫌がっていたのにこの変わりようはなんなんだろう。
もしかして、谷町も俺のことを好きになってくれたとか……?
他のことを考えて出そうになるのをごまかそうとするけど、浮かんだ考えに胸がいっぱいになって……。
ちょっと出た。
「あ、ごめ、」
「……大丈夫。前の時も思ったけど、御堂ちょっと早すぎない?」
「う、いや普段はそんなことないって言うかなんて言うか……」
「ふーん……」
「いやっ普段って言っても自分でする時なんだけどっ」
「ま、なんでもいんだけど、出ないようにして」
「そんなこと言われても……」
無理なお願いだと思ったら、根本を手でキュッと締められた。
その状態で先っちょをチロチロと舐められる。
「うっ」
上目遣いの谷町と目があって照れる。
谷町の舌が竿のくびれの部分、裏筋なんかを這う。声が漏れ出るたびに目が合う。
観察されてるみたいな気がした。
前の時よりもずっと冷静な頭が自分ばかりいっぱいいっぱいなこの状況を悔しがる。
床に座り込む俺のチンコを四つん這いになって舐める谷町の股間に足を伸ばした。
「ん、んぅ……っ」
「谷町の……ヌルヌルして、勃ってる……」
「っうるさいな!御堂はこっちに集中してて!」
「うぉっ……」
チンコを根本まで一気に咥えられる。ちょっと苦しそうな表情をした谷町が一生懸命に頭を動かす。
根本を締められた俺のチンコはもう痛いくらいに張り詰めていた。
「あっあっ、たに、たにまち、俺もういきそ……っ」
「ん、む、良いよ……」
先を口に含まれたまま、根本を締め付けていた手が竿を攻め立てる。
「あ、ぁ、ごめっ、でる……っ」
「んっ」
堰き止められてた分、すごい量の精子がビュービュと吹き出る。
出るって言っても俺のチンコから口を離さなかった谷町の口の中に半分出てしまったけど、残りの半分は量があまりに多くて口を離した谷町の可愛い顔を汚した。
「……」
「ごめん、谷町、俺ティッシュ持ってるから……」
首を振った谷町がテーブルの上から箱ティッシュを取って口元に当てて俺の出したものを吐き出す。
「御堂コンドーム持ってる?」
「えっ、……持ってない……」
「じゃあ絶対中に出さないって約束できる?」
谷町は体にかけていたバスタオルをベッドにしいて、そのままこちらに尻の穴を向けた。
「約束できるなら入れて良いよ」
叶えられる自信はないないけど、約束せざるを得なかった。
細い腰を鷲掴みにして、すでに復活しているものをヌルヌルした尻穴に当てがう。
「あ、んあぁあっ!」
「あっやばっ出そう……!」
「あっばかっ出さないでって……!」
挿入の勢いのまま予想外に奥まで入ってしまったけど、そのまますぐに尻から出す。
その刺激で射精してしまう。
……かろうじて背中に。
「ほんっと早漏すぎ!」
「ご、ごめん……でも!中出しはしてない!」
「な、中出しとか言うなっ!」
谷町が顔を赤くするポイントが分からない。もっと自分からすごいやらしいこと言ったりやったりしてるのに……。
「もう御堂のちんこ縛るから!」
「ええっ……」
なんだかプリプリ怒ってそれもまた可愛い谷町が机を漁って幅広のゴムバンドを取り出してきた。
「嘘だろ……?」
「縛って入れるか、もうこれっきりかの二択」
「そ、そんな……」
ベッドに座り込む俺の前で谷町は輪ゴムを広げて仁王立ちしてる。
「……せめて自分でつけさせてください……」
谷町から輪ゴムを受け取って、勃起したチンコに取り付ける。
すまんムスコよ……。
ゴムの大きさがゆるゆるでもなくキツすぎでもない大きさなのが救いだった。
「入れて良いけど僕が言うように動いて、僕が止めてって言ったらやめて」
「そ、そんな」
無慈悲な谷町は俺をベッドの上に押し倒して乗り上げてきた。
「わかった?」
俺は無言でうなずく。
「っ、ぁあっ……!」
「ん、ああぁっ、御堂の、パンパンだ……」
パンパンにしたのはお前だろ谷町……!
だけどさっきの挿入みたいに強烈な射精感はなくて、その代わりにチンコが痛い。
気持ち良すぎて痛い、みたいな。
「あっあ、御堂ここ、ここが僕、気持ちいいから覚えて……!」
「……ったにまちっ」
少し腰を浮かせた谷町が、中の浅めな部分の腹側に当ててヌプヌプと動かす。
快感を通り越した痛覚が俺を冷静にさせる。
谷町の細い腰をつかんで、言われた部分をついた。
「あっあっすごっ!みどぉっ!いい!そこっ!あ!あ!」
「ふっふっ、はっ、はぁっ」
突き上げる体制は腰が動かしにくい。
上体を起こして谷町を繋がったまま抱き上げてそのままベッドに押し倒した。
形勢逆転だ。
「ああぁっふかっ、ふかいっ……!」
前回のように勢いに任せて腰を振ったら締め付けられてモノが痛くなるのは目に見えていた。
谷町に言われたところをつきながら、たまに奥の奥までずっぷりハメて反応も見る。
チンコを縛っていることが功を奏して余裕が生まれている。
今までは中を刺激するのに夢中だったけど、余裕が生まれた今、それ以外にも谷町をぐちゃぐちゃにできる選択肢を見出した。
目の前で健気にピンと勃つ小さな乳首を舐めた。
「ん、谷町、これ気持ちい?」
「ああっ、ん、くすぐった、あっ」
中の動きの方が反応する。
じゃあ噛んでみたらどうだろう。
「あああぁっ、だめっ、いたっ」
だめか、じゃあ吸ったら?
「んっんっあああぅっそれっいいっ……!」
なるほど。
右手と口で両乳首をたくさんいじる。
その分腰は疎かになって、谷町の一番いいところはつけないけど、奥までズッポリ突き刺してグリグリと腰を動かし続ける。
もうチンコの感覚は痛いを通り越してあんまりない。
「ああぁ、んあああっひっああぁ!」
乳首をはみながら谷町の顔を見上げると、顔を真っ先にしてよだれを垂らしながら喘いでいた。
やばい。普段は優等生で凛としてて、よく見ると可愛い顔してる谷町のこんな顔、俺しか知らないんじゃないか?
こんなに気持ちよさそうに喘いで、前は俺が勢い余って俺が襲っちゃったけど、谷町はあの後俺が不利になるようなことは何も言わなかった。今回も俺とせ、セックスしたいって言ってきたのはやっぱり俺が好きってことじゃ……!?
よだれでベトベトになっても可愛い谷町の口にキスする。腰の動きも右手の動きも止まって夢中で谷町の舌を追いかけ回す。
「んんっみどっぅんキスっ、だめぇ、やだ……!」
息ができなくて苦しかったんだろうか。それなら申し訳ない。
じゃあ他でもっともっとドロドロになってもらおう。
「ふっああっあっあっああぁんあっ」
先ほどまでの動きを再開するのに加えて、左手で谷町のちんこを擦る。
「あああぁぁぁあっ!あああっみどおあ、でぅ!でちゃう……!」
左手の動きを早めるにつれてどんどん谷町の背中が反っていく。
出していいよという気持ちを込めて乳首を甘噛みした。
「あああぁあぅぅううっ!」
ビュービューと勢いよく谷町のチンコから白い液体が飛び出て俺の手と谷町の腹を汚す。
ビクビク痙攣する谷町を宥めるつもりで繋がったまま抱きしめる。
「あ……ぁ、……は……あ……」
「たにまち、かわいい……」
「ん……」
肩で息をする谷町が可愛くてキスをする。頬に唇におでこにたくさんする。
目をとじて気持ちよさそうにする谷町が可愛い。
「谷町、俺も出していい?ね、中には出さないから……」
「ん……」
目を閉じたまま谷町は受け入れてくれる。
「ありがと谷町かわいい……すき……」
「ん……」
思わず好きと言ってしまったけど谷町は目を閉じたまま気持ちよさそうにしている。
こ、これは同意ということか?だったら両思いってこと?
ブワッと嬉しさが込み上げる。
谷町にのしかかったまま中に入っていたモノを取り出す。もう感覚はないモノから輪ゴムを外してトロトロの谷町の中に挿れる。
「……あっ!」
出ちゃった……。
恐る恐る谷町を見上げるとさっきまでふにゃふにゃだったのが嘘のように俺を睨んでた。
「ばかっ……!」
「あっ」
谷町が声を出した瞬間に中が締まってまたちょっと出た。
「ごめん……」
「……次は許さないからなっ」
次があるのが嬉しい。言葉にはしてないけどこれって、付き合うってことでいいんだよな……?
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