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テスト明け

夏休み目前のテスト期間の最終日。


入り浸ってると言う言葉が最適なくらい遊びに行ってる親友の家に、5日ぶりにお邪魔した。


「はぁ〜快適〜」


家についてすぐクーラーを入れてくれて、氷の入った麦茶も持って来てくれた。


こいつの家は一人っ子の共働きだ。


「開放感やべぇわ。数学もヤバいけど」


「まあ終わった事は忘れて、ぱぁっといきましょうや!」


ニヤッと笑った親友がノートパソコンを持ち上げた。


「スケベめ〜」


盛りのついた猿とはよく言ったモノで、二人で集まればお互いの目など気にせずチンコを出してセンズリしてた。


「今日は親が帰ってくるまで時間あるし、ムシューセー探そうぜムシューセー」


「おっ!タイムリーだなー!いいのを仕入れといたんだよ」


ほうほう。エロビデオサイトのを覗き込む。


なるほど謂わゆる洋モノだった。


サイドテーブルにノートPCを置いて、二人してベッドに登った。


壁にもたれ、パンツからチンコを取り出して握る。


「やば……」


「なかなかいいだろ?」


「男優のチンコ超でかくね?」


「そっちかよ!」


しかも勃起してないのに見事なズル剥け。


画面の中で女優が手で擦りながら舐めはじめた。


勃起した男優のそれは20cm以上はあるんじゃないだろうか。


極太の血管がビキビキに浮き出ている。


鬼頭も大きくてくびれがエロい。


肉厚な女優の唇が鬼頭を口に含む。


ちゅぱちゅぱという音に興奮する。


「気持ちよさそー……。どうやったらこんな大きく育つんだよ」


俺が言うと、隣でゆるゆるとチンコを握っていた親友が言った。


「吸えば大きくなるらしいぜ?」


「まじ?誰か吸ってくれないかな」


「はは、お前そんな当てあんのかよ」


「無いからこの大きさなんだな〜。なあ、試しに俺のチンコ吸ってくれよ」


やだよ、とすげなくされたけど、俺は頭に浮かんだ名案を諦めきれない。


「頼むよ〜お願い!」


親友に膝立ちで跨り、目の前にチンコを出す。


「俺もするから!」


その一言で親友は俺のチンコを握った。


「うお、こんなかてぇのか」


そう言ってしごいてくれる。


はじめて他人の手に触れられた。


自分でやるよりずっと気持ちいい。


「いいわ……そのまま吸って」


親友が鬼頭を口に含んで吸う。


「あ、ヤバい、出る!」


急いで腰を引いた瞬間に射精してしまった。


俺の出した精液が親友の顔とワイシャツを汚してしまう。


「ばか!そんなとこで出すなよ汚えな!」


「しょうがないだろ、気持ちよかったんだよ……」


いそいそとベッドの上に用意してたティッシュを渡す。


「やっぱり野郎のチンコくわえんのは気持ち悪いな……」


「俺もやるから目ぇつぶって、女だと思えよ」


壁にもたれた親友の腰に顔を近づける。


親友のチンコを握り、先っぽを舐めた。


ヌルヌルしてしょっぱい。


「うっ、ヤバッ」


咥えて、動画の女優と同じように上下に動かす。


なんだか興奮してしまって、触ってもいないのに俺も勃起してしまった。


「……俺も、出そう」


しごく手はそのままにパッと口から離して、ティッシュに手を伸ばしかけた親友を止める。


「出せよ、顔射のお詫び」


そう言って咥え直す。先ほどよりも速く、手と頭を動かす。


「あ、うっ……」


鬼頭が膨れたと思ったら、生暖かいものが口の中いっぱいに飛び込んできた。


「ウゲェ、きもちわり……」


すぐにティッシュに吐き出した。


「顔射された俺の気持ちも考えろ?」


「これでおあいこだな」


「まあな。……またしてやらんでもない」


「俺も、気持ちよかったし」







それから、すぐに夏休みが始まった。


例年のように親友の家に入り浸った。


去年までと違うのは口でお互いを慰め合うようになったこと。




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